介護未経験者の方へおススメの教本ご紹介

2021.04.24掲載
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お役立ち情報

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
新型コロナウィルスの変異株が猛威を振るっております。。。
私ども京都・滋賀介護求人サーチの所在地である京都市においても明日より非常事態宣言が発令されるようです。
今年のGWも不要不急の外出を控えることが必要となりそうですね。
ワクチン接種を心の拠り所とするのではなく、感染リスクを如何に減少さすことが必要か?
特に、当初高齢者が新型コロナウィルスに罹患すると重症化すると報道されておりました。
しかし、変異株のウィルスに罹患すると20代~40代でも重症化リスクが増加傾向とも言われております。
気候も良くなり、外に出たい気持ちを抑えるしかなさそうですね。。

さて、今回ご紹介するのは、介護未経験者の方にとって、就労前・就労してからでも活用できる教本をご紹介したいと思います!

 

介護未経験者の方へおススメの教本

今回ご紹介するのは、公益社団法人日本介護福祉会が発行しております「介護の特定技能評価試験」学習テキストになります。
介護の特定技能?って何?
と思われるかもしれませんね。

これは、2019年4月から受入が開始された特定技能制度を利用し、訪日した外国人向けのテキストとなります。
介護領域で、二国間合意し、外国人介護職員の受入が行われている国は以下のとおりです。

・フィリピン
・カンボジア
・インドネシア
・ネパール
・モンゴル
・ミャンマー
・タイ

私ども京都・滋賀介護求人サーチでお取引のある高齢者施設でも、インドネシアから来た、男性3名とお会いしたこともございます。
皆、礼儀正しく、日常的な会話に不都合さは感じられず、施設入所者のおじいちゃん、おばあちゃんと、お互いの母国語の勉強をしながら過ごされるペアもおられました。
入所者の方にとって、渡航したことのない国の若者と、日本語で会話し、外国人介護職員から異国の言葉を教えてもらい、逆に日本語を教えることで、お互いシナジーが生まれる場面でもありました。

このように、既に日本の高齢者施設では、外国人介護職員の方々が就労されおります。
この特定技能制度を利用し査証申請する際には、特定技能試験日本語試験合格した者のみ、査証申請することが可能となります。
無論、外国人だからと言って、各国の母国語でテストがあるわけではなく、日本語の試験をクリアしなければなりません。
また外国人だからと言って、介護に無知な者が、施設で就労することはできず、むしろ日本人より勉強しなければ日本で就労することができないと言えるのではないでしょうか?

では、こちらの教本では、どのような内容になっているか?ご紹介したいと思います!

介護の特定技能評価試験 学習テキストについて

こちらの、介護の特定技能評価試験 学習テキストでは、以下の目次となっております。

■PART1 介護の基本
 1.介護における人間の尊厳と自立
 2.介護職の役割 職業倫理
 3.介護における安全の確保とリスクマネジメント

■PRAT2 こころとからだのしくみ
 1.こころとからだのしくみの理解
 2.介護を必要とする人の理解
  ・老化の基礎的理解
  ・障害の基礎的理解
  ・認知症の基礎的理解

■PART3 コミュニケーション技術
 1.コミュニケーションの基本
 2.利用者とのコミュニケーション
 3.チームのコミュニケーション

■PART4 生活支援技術
 1.移動の介護
 2.食事の介護
 3.排泄の介護
 4.みじたくの介護
 5.入浴・清潔保持の介護
 6.家事の介護

■介護の日本語
 ※各項目ごとに問答集あり

全270ページ学習テキストになります。

筆者も初めて見たときは、外国人の方がこれを勉強してるんだ!と少々驚きに近いものがございました。
いわゆる基本的な介護について網羅されており、新卒で介護業界に入職した若者にとっては、わかりやすいテキストになると思います!
また、外国人向けのため、ページ数は多いですが、1ページごとの情報が簡潔にまとめられ挿絵や図で表記されている箇所も、非常にわかりやすいテキストになっております♬

では、その他のページもご紹介したいと思います♪

こちらは、介護職の役割 職業倫理のパートになります。
プライバシーへの配慮や、秘密保持であったり、身体拘束の禁止について勉強することができます。
ひと口で身体拘束と言っても、介護未経験者であれば、ベッドに縛り付ける行為。と考えがちではないでしょうか?
・ベッドから降りれないようにベッド柵を取り付けることも身体拘束。
・部屋に鍵をかけて閉じ込める行為も身体拘束。
・拘束帯を付けて、立ち上がれないようにすることも身体拘束。
・向精神薬を過剰に飲ませることも身体拘束。
既に現場で就労されている方々にとっては、当然やってはいけない身体拘束の例ですが、介護未経験者の方々にとっては、わかりやすい内容になっていると思います。

今回、ご紹介させていただきました介護の特定技能評価試験 学習テキストは以下にリンクを貼っておきますので、興味のある方はご覧いただければと思います!

 ■介護の特定技能評価試験学習テキスト 公益社団法人日本介護福祉会 ← 閲覧並びにDLは、ここから

ここで、特定技能制度を利用して日本で就労する外国人について、少しご紹介したいと思います!

モンゴル特定技能送り出し機関について

2019年12月に筆者はモンゴル・ウランバートルに現地病院開設支援の依頼があり、滞在最終日にモンゴル特定技能送り出し機関にお邪魔しました。
NGOで立ち上げされたモンゴル人の代表者の方に、現地の事情をお聞きすると、モンゴルは平均寿命が60台後半となり、高齢者が比較的少ない国だそうです。
しかし、急性期病院は各国の援助もあり、整備されつつありますが、高齢者施設や、日本で言う療養棟のような機能を有する病院は、数カ所しかないのが現状でした。
将来的に、医療整備が整い平均寿命が上がれば、必然的に高齢化率もあがり、モンゴル国内でも高齢化社会を見据えた活動のひとつでもあると説明を受けました。
また、モンゴルでもシングルマザーの立場が弱く、養育費を払わない元パートナーも多く、仕事も限られているのが現状だと。。
そこで、日本で福祉学を学んだ代表の女性が立ち上がり、モンゴルの将来像と、立場の弱い女性に就労する環境を確保するひとつとして、日本の特定技能制度に期待されておりました。
特定技能制度は、時限的なビザになりますので、いつかはモンゴルに戻ることになりますが、日本の介護技術知識を習得し、将来的に高齢化を見据えたモンゴルで活躍する人材を育てたいという目的でした。
異国の地で、国をまたいだ社会課題にアプローチするお話を聞き、感銘を受けたのは鮮明に覚えております。

■日本では、介護の人材不足解消
■モンゴルでは、立場の弱い女性に活躍の場を確保し、将来的なモンゴルでの介護領域におけるパイオニアになる人材の育成

当時の、画像も少しご紹介させていただきます!

ウランバートル郊外の高齢者施設を視察させていただきました。
日中マイナス25℃前後でしょうか。。建物内は暖房で暖かいのですが、外気に触れると尋常じゃない寒さです。
また、トイレは屋外に配置されていたので、日本人からすると非常に厳しい環境と言わざるを得ません。
屋内へ入る導線も、スロープはありますが、傾斜もきつめで、凍結してましたので、基本的に外出する機会は少ない状態です。

施設内は、暖かいですが、入所者の方々に笑顔や明るい表情は少ない印象です。
筆者のような外国人が来たからかもしれませんね。
特定技能送り出し機関では、学校で日本語教育を行い、介護の実習をこちらの施設で実施しているとのことでした。
ここで出会った生徒の方々は、コロナ禍で来日が遅れたそうですが、現在日本の高齢者施設で元気に働いているとお聞きしております♪
ちなみに、最後のチンギスハンの銅像ですが、午前9時に訪れた時の外気はマイナス36℃でした。。。

先にもお伝えしましたが、日本の高齢者施設では、外国人介護職の方が増加しております。
あくまでも、筆者の経験し見聞きした内容ではございますが、特定技能制度で来日する外国人の方の中には、このようなバックボーンもあることをお伝えできればと思います!

いかがでしたでしょうか?

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お気軽にご登録いただければと思います!

次回も介護にまつわるお役立ち情報をお届けしたいと思います♪

では、良い週末を!!

 

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