介護サービス事業者向け感染対策のための実地研修のご案内

2021.06.05掲載
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お役立ち情報

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
私ども京都・滋賀介護求人サーチの本社所在地である京都では、昨年より3週間程度早く5月16日に梅雨入りし、こんなに早く梅雨入りした後、どれだけ雨が降るのか?
と思っておりましたが、週に1日程度雨の日がありますが、1度朝から携帯電話の警報アラームが鳴り響く荒天の日はありましたが、それ以降大きな被害が出るほどの雨は降っておりません。
逆に、日中天気の良い日は気温が30℃を超える日もあり、朝晩の寒暖差により、体調を崩す方もおられるのではないでしょうか?
コロナ禍以前であれば、特に気にすることもなく、多少の体調の変化として捉えていたものが、一度発熱するような体調の変化が現れてしまった場合、自身のかかりつけ医がおられる場合は、スムーズな受診並びに適切な受診方法が明確となりますが、若い方々の多くは、かかりつけ医を持たず、どうすれば良いか?どこに連絡すれば良いか?結構迷われている方のお話を聞くことがあります。
京都府では、昨年11月より発熱症状などのある方の相談・受診・検査の流れをHP上で公開しており、身近な医療機関に電話連絡し、医療機関からの指示のもと受診する流れになります。
また、夜間帯休日並びにかかりつけ医のいない方には「きょうと新型コロナ医療相談センター」が開設されておりますので、ただの風邪だと自己判断せず、適切な受診に繋がるよう前もって情報収集することも必要ではないかと思います!

一人の自己判断により他者へ与える影響は、かなり大きくなることを認識しておく必要があると思います!

さて、コロナ禍において、介護サービス事業者にとって非常に重要となるのが「感染対策」になると思います。
コロナ禍以前でも定期的に研修会を実施される事業者も多くあると思いますが、病院のように医師や看護師等、そもそも感染対策を勉強したうえで、ライセンスを取得する職種と比較すると、不十分と感じることもあったり、現場に従事しながらの研修だけでは時間が足りないと感じる場面もあるのではないでしょうか?
今回、コロナ禍ということも相まって、介護保険サービス提供にあたって、「社会福祉施設等における感染拡大防止のための留意点」が令和2年10月に厚労省健康局結核感染症課ほか連名事務連絡が発出され、昨年「介護保険サービス従事者向けの感染対策に関する研修」が行われ、今回二次募集の案内が出ておりましたので、ご紹介したいと思います!

感染対策のための実地研修概要について

今回の、感染対策のための実地研修ですが、令和2年12月から令和3年2月に実施され、351の施設が参加されたそうです。
登録された専門家(感染管理認定看護師及び感染症看護専門看護師)は131名おられ、施設等と講師を、できるだけ近傍の地域となるようマッチングを行い、実地での研修を実施されております。

今回の二次募集の概要は以下のとおりです♪

■募集期間 令和3年5月31日(月)~令和3年6月11日(金)

■目的 介護保険サービスに従事する職員がサービスを提供する際に留意すべき感染防止策について、研修教材を公開するとともに感染症の専門家を希望する事業所に派遣し、研修を実施する「実地研修」の開催

介護サービスを提供するにあたり、当然ではありますが要介護者・その家族等を支えるうえで欠かすことのできないものとなります。
そのため、感染防止対策の徹底を前提としたサービスの継続が求められております。

では、どのような感染対策に関する研修が行われるか?ご紹介したいと思います♪

感染対策に関する研修内容

今回の感染対策に関する研修では、専門家の実地研修に加え、Webによる研修いわゆるe-ラーニングも導入されております。
実地研修に加え、e-ラーニングでの研修により専門家との距離的制約時間の制約等が勘案された研修となっております。

実地での研修では、施設等の管理者あるいは、感染対策教育担当者が「感染対策力向上のための研修教材配信サイト」から申し込むことが可能となります。
まずは、アカウントの登録が必要となりますので、以下のURLより登録いただければと思います!

■感染対策力向上のための研修教材配信サイト まずはアカウント登録から こちら

また、職員向けの研修と、管理者並びに感染対策教育担当者向けの研修があるため、実情に即した研修を選択いただければと思います!

次に研修項目をご紹介させていただきます!

感染対策に関する研修項目について

今回、専門家により受講可能な研修項目は以下のとおりです。

A 生活を支えるための感染対策
B 標準予防策と感染経路別予防策
C 感染拡大防止のための職員の健康管理
D 生活の場における高齢者の健康管理
E 介護サービスを提供する際の衛生管理
F 手洗い・個人防護具の適切な使用
G 感染予防策を踏まえた介護・看護ケア(平常時・感染症流行時)
H 感染症発生時の対応(濃厚接触者・陽性者発生時を含む)
I  家族等への支援
J 感染症による死亡への備え

上記の研修項目を研修教材配信サイトからのe-ラーニングと、専門家による実地研修を経て、感染症に対する知識を習得する機会を得られることになります。
施設系・通所系・訪問系それぞれに、感染対策に対する課題不安がある介護事業者の方々にとって、有用な研修機会になると思います♪

実際、周囲に少なからずコロナに感染された方の話を聞くことがあります。
コロナに感染された方へは、保健所医療機関からの指導等により、対応することが重要だと思います。
しかしながら、擬陽性の状態や、職員家族の発熱時の対応等、なかなか難しい対応を迫られることもあるのではないでしょうか?
出勤させない方が良いと思うが、シフトに入ってるし。。
インフルエンザのように、症状が顕著に出現する疾患ではない場合、いわゆる無症状での罹患の可能性があることが、コロナウィルスの怖いところでもあり、その対処方法を可能な限り準備しておく必要性は高いものと思います。

恐らく、介護サービス事業者の方々も、既にワクチン接種をされた方や施設もあると思いますが、根本的な感染対策を充実する機会のひとつになればと思い、今回ご紹介させていただきました!

いかがでしたでしょうか?

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次回も介護にまつわるお役立ち情報をお届けしたいと思います。

では、良い週末を!!

 

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