☆介護福祉士からのキャリアアップ☆ ~ケアマネジャー編 ①~

2020.06.04掲載
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お役立ち情報

皆さまいかがお過ごしでしょうか?
コロナウィルスによる非常事態宣言が解除され、1週間が経過しました。。
町ゆく人々の往来が、日に日に増え、活気が戻り始めた雰囲気もございますが、コロナウィルスによる全てのリスクが解消されたわけではございません!!
私ども京都・滋賀介護求人サーチでも、手洗い励行・面会禁止・出張禁止・リモートワークの導入等、人から人への感染抑止策を講じております。
できることからアフターコロナのスタイルを模索している状況です。

さて、私ども京都・滋賀介護求人サーチでは、未経験・無資格の方でも3年で国家資格取得が目指せる職種として、「介護福祉士」にスポットを当てております。
お役立ち情報でも、介護福祉士資格取得後、サービス提供責任者や相談員等、様々な職種があることをご紹介させていただきました。
今回は、「ケアマネジャー(介護支援専門員)」について2回に分けご紹介させていただきます♪♪

<ケアマネジャー(介護支援専門員とは?>
まず、介護福祉士の方が目標にされる一番の資格はケアマネジャーという資格となり、正式名称は介護支援専門員と言います。
現場では、「ケアマネ」と呼ばれております。
ケアマネジャーとは、介護保険制度が施行された2000年に誕生した資格となり、「要介護者等からの相談に応じ、要介護者等がその心身の状況等に応じ適切なサービスを利用できるよう市町村、サービス事業者等との連絡調整を行う者であって、要介護者等が自立した日常生活を営むのに必要な援助に関する専門知識・技術を有する者として介護支援専門員証を受けた者」(法第7条第5項関係)と定義され、利用者のケアプランを作成する資格を得、且つ各高齢者施設における施設基準として人員配置基準も規定される資格となります。

<ケアマネジャーの仕事とは?>
ケアマネジャーはの仕事は大きく2つに分けられ、「ケアプラン作成」と「要介護認定業務」となります。
それぞれご紹介いたします♪♪

■ケアプラン作成(居宅)
ケアマネジャーは、利用者の心身状態・生活環境・家人の希望等をヒアリングし、アセスメント(課題分析)を行い、アセスメントで得た情報から利用者にとってどのような介護サービスが適切か?課題を抽出し、プランを組立て、目標設定したうえで、ケアプランを作成いたします。
ケアプランは、利用者が利用する介護保険サービスのスケジュール表という役割にもなります。
基本的に、ケアマネジャーにとって、メインの業務となるのがこのケアプラン作成となります。
ちなみに、介護報酬制度上、ケアマネジャーが担当する月のケアプラン件数に制限はありませんが、月の件数が39件以上となれば、減算対象となりますので、通常月のケアプラン件数は39件以下で担当することとなります。
また、所属先は居宅介護支援事業所となり、在宅系の利用者に対するケアプランを作成いたします!

■ケアプラン(施設)
ケアマネジャーケアプラン作成にも大きくわけて2通りあり、先にご説明いたしました居宅のケアマネジャーと、施設のケアマネジャーがあります。
施設のケアマネジャーは、所属先が当該介護福祉施設となり、施設利用者を対象としております。
例えば、介護老人保健施設(老健)や特別養護老人ホーム(特養)等があり、それぞれ人員配置基準でも入所者の数100名であれば1名以上の配置基準が設けられております。
尚、施設のケアマネジャーと居宅のケアマネジャーの大きな違いは、ケアプランの担当件数となります。
先ほどご紹介させていただいた居宅のケアマネジャーは、減算対象にもなりますので月の件数39件を基本に担当いたしますが、施設のケアマネジャーは、100件ほど担当することとなります。
このケアプランの件数の違いは、施設であれば常日頃状態変化も把握しやすく、自宅等への訪問がないことや、施設のサービス等により作成することが多いに対し、居宅のケアマネジャーは、利用者ごとに複数の介護サービスを提案するため、数多くの選択肢があります。
そのため、介護サービス並びに介護保険に精通することが必要であり、利用者1名にかかる労働力も増加いたします。
無論、利用者や家人の希望も汲まなければなりません。

■要介護認定業務
市町村から委託を受けたケアマネジャーが、介護保険サービスの利用希望者に対し、自宅を訪問し、心身状態の確認等、現在の介護度の調査を行い、今後どのような介護サービスが必要か?判定いたします。
この介護度は8段階に分類されており、自立(1人で生活できる状態)、要支援1~2(基本的に1人で生活できる状態ではあるが、部分的に介護が必要な状態)、要介護1~5(運動機能低下や思考力並びに理解力の低下が見られる状態)に分類されます。
この介護度に応じ、利用できる介護サービスの種類や回数が変わることとなります。
例えば、利用者より特別養護老人ホームに入所したい意向があったとしても、要介護度3以上が入所要件の1つとなっておりますので、要介護度2以下の方は、特別養護老人ホームに入所することはできません。
要介護度3以上となれば、24時間体制でサポートが必要な介護度であるため、自立や要支援並びに要介護度2以下の方々は、入所できない仕組みとなっております。
心身の状態等に応じ、適切な介護サービスへ導くための判断基準とするため、ケアマネジャーの業務の中に要介護認定業務がございます。
近いうちに、要支援や要介護の違いについても、お役立ち情報でご説明できればと思います♬

いかがでしたでしょうか?

今回、ケアマネジャーとは?ケアマネジャーの仕事とは?についてご説明させていただきました。
無資格・未経験からのスタートで、現在ケマネージャーとして活躍されておられる数多くの先輩がおられます♬
お一人でもご自身のキャリアプランに介護福祉士やケアマネジャーの仕事内容がインプットされればと思います!!
では、介護領域への転職<Job Change>をお考えの方や、現在の職場からの転職<Job Change>をご検討の方がおられましたら、京都・滋賀介護求人サーチまでご連絡願います!!

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次回は、ケアマネジャーについての後編をお届けいたします!

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