☆☆仕事をしながら3年で国家資格が取得できます☆☆ ~介護福祉士編~ STEP3 介護福祉士国家試験について♬
本日現在、新型コロナウィルスによる全国的な非常事態宣言が発令され、約1ヶ月を経過しようとしております。
残念ながら当初予定されておりました5月6日を迎えましたが、宣言解除とは至っておりません。。。
医療機関や高齢者施設等、医療・介護に携わる皆さま。並びにスーパーやドラッグストア等、日常生活に支障のでる領域で、不特定多数の方々との接触がやむを得ない職業に従事されておられる皆さまには、私どもも感謝の気持ちでいっぱいです。
私たち京都・滋賀介護求人サーチでも、病院や高齢者施設のスタッフの方々よりお話をお聞きしておりますが、医師・看護師の方々はもちろん、資格者以外の事務方スタッフ皆さま一人一人が普段にも増して緊張感のある職場環境であると見聞きしております。
私たちは、あくまでも間接的な立場で医療や介護の現場の方々と接点を持たせていただいておりますが、新型コロナウィルスによる影響が早く収束することを願い、且つ医療・介護の現場の方々へ少しでもお役に立てるよう、求人者並びに求職に寄り添いながら活動を行いたいと思います。
さて、私ども京都・滋賀介護求人サーチでは、無資格でも介護業界に興味を持たれている方や転職<Job Change!>を検討されている方々に対し、介護業界における資格制度についてご案内させていただき今回で第3回目となる介護福祉士国家試験についてご紹介させていただきます♪♪
☆介護福祉士 国家試験について☆
介護福祉士には受験資格が必要となります。
無資格の状態から介護福祉士受験資格を得るための条件について、過去の【お役立ち情報】にてご案内させていただいております。
☆☆仕事をしながら3年で国家資格が取得できます☆☆ ~介護福祉士編~ STEP1 介護職員初任者研修とは?
https://kyoto-kaigo-kyujin.com/information/info-25964/
☆☆仕事をしながら3年で国家資格が取得できます☆☆ ~介護福祉士編~ STEP2 実務者研修とは?
https://kyoto-kaigo-kyujin.com/information/info-26231/
お時間のある時にでも、上記リンク先のお役立ち情報をご覧いただければと思います!!
介護福祉士は、介護職の資格の中で唯一の国家資格となります。
1987年に制定された「介護福祉及び介護福祉法」によって定められた国家資格となります。
現場では、「介福(かいふく)」とも呼ばれております。
介護領域での高度な専門知識と技術を有す裏付けとなる資格となるため、現場でも事業所側の期待値も高く、リーダー・責任者・施設長・管理者としての役割を将来担う人材と位置付けられております。
介護福祉士の国家試験は毎年1月末に筆記試験が行われ、3月上旬に実技試験(福祉系高校ルートやEPAルート受験者のみ)が実施されており、2020年度で過去32回の試験が実施されております。
2020年度に実施された介護福祉士国家試験受験結果は下記のとおりです。
■受験者数 84,032名
■合格者数 58,745名
■合格基準点 77点
■合格率 69.7%
2017年度以降、実務者研修受講が介護福祉士受験資格の必須要件となったため、それまで毎年15万人前後の受験者数でしたので、約半数近く減少しております。
以前は「実務経験年数」により受験資格が得られていた影響によるものとなります。
ただし、合格率は2010年~2016年まで平均58.6%でしたが、2017年以降は71.6%に上昇しており、合格率の上昇要因は実務者研修受講によるものと言われております。
また、介護福祉士の登録者数は、2018年時点で1,623千人となり、介護保険制度が開始された2000年時、約200千人の登録者数であったことを鑑みると、介護業界がいかに伸長してきたか?一目でわかるのではないでしょうか?
また、介護福祉士資格取得までのルートは複数ございます。
大きく分けて介護系専門学校等養成施設経由/福祉系高等学校経由/実務経験経由の3つについて、今回のお役立ち情報内に、介護福祉士資格取得ルート図を掲載させていただいておりますが、どのルートを辿ったとしても、間違いはありません。
私どもは、いわゆる学校系での就学のみ受験資格が与えられるものではなく、無資格からでも/仕事をしながらでも資格取得が可能である「実務経験者」ルートについてご案内させていただいておりますので、ご自身のワークライフバランスや費用面を考慮し、ご検討いただければと思います♬
☆介護福祉士のお仕事について☆
介護福祉士が活躍する職場として、特別養護老人ホーム/介護老人保健施設/有料老人ホーム/グループホーム/サービス付高齢者向け住宅等いわゆる入所系施設であったり、デイサービスやデイケア等通所系施設がございます。
また、訪問介護のような在宅系で従事することも可能です♪
主な仕事内容としては、介護を必要とする方及び利用する方々に対し、以下のようなサービスを提供することとなります。
①身体介助
利用者のADL区分(移動・移乗・排泄・食事・更衣・洗面・入浴等日常生活動作がどこまで可能かの区分)や、病状等の状態にあわせ食事介助や排泄介助並びに入浴介助等を行います。
②生活援助
IADL評価(電話する・買い物・食事の準備・家事・洗濯・服薬管理等手段的日常生活動作がどこまで可能か?の区分)等にあわせ、利用者の居室の整理や洗濯・掃除・食事の準備や買い物の付き添い等身の回りのお世話を行います。
③レクリエーション
入所や通所で行われますが、利用者の方々と共に書道・工作・絵を描いたり・体操やカラオケ等、利用者の方々の身体機能の維持・回復、自律への手助けを行います。
各事業所でも地域コミュニティと連携し、保育園児との交流や特色を出し、他事業所との差別化を図る事業もございます。
④相談・助言
利用者ばかりでなく、利用者の家族に対しても介護に対する不安や心配事を払しょくできるよう相談や助言を行います。
福祉用具の選定や使用方法の説明並びに自宅での介護についての相談・助言も行います。
⑤マネジメント
現場では、マネジメント能力も期待されます。
リーダーとして介護スタッフの教育や指導を行い、介護に対する意識や経験を伝え、仕事に対する意識向上を図り、技術修得に向けた講習等を行い、常にブラッシュアップすることを期待されます。
もしかすると、介護という業種に対し、世間では3Kと耳にすることが多いのではないでしょうか?
1990年代前半の介護は、前述する介護福祉士の業務の中で一番比重の大きかったものは①の身体介助であったのも事実です。
今では、介護の概念が大きく変わり、身体機能の維持だけを追求した過去と比較し、「足が動かないからリハビリしましょうね」ではなく、「足が動けるようになれば、お孫さんとの買い物も一緒に行けますよね。お孫さんと一緒に買い物ができるよう一緒にリハビリしましょうね」と利用者の方々に寄り添い、自身でリハビリに励む動機付けまで行うケアを実践されております。
今まで、日本を支え、作り上げてきた先人の皆さまの余生を、
いかに希望のある毎日とするか?
一日一回でも笑顔を見せてくれるケアができるか?等々
現場では日々試行錯誤されております。
介護という現場は、そんな尊い仕事であることをお伝えできればと思います。
次回は、介護福祉士資格取得後のキャリアアップについてご紹介したいと思います!!
まだまだ、新型コロナウィルスによる影響が経済的・心理的・身体的に大きな負担となっております、私ども京都・滋賀介護求人サーチでは医療現場や介護の現場の皆さまに少しでもお役に立てるようお手伝いできればと思います。
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